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　理科の先生からの荏原小学校のみなさんへお知らせします。 

　みなさんは、人工衛星が飛ぶのを見たことがありますか？

　地球のまわりには、たくさんの人工衛星が飛んでいます。たとえば、国際宇宙ステーションは、地球上空４００ｋｍを１秒間に約８ｋｍ（時速になおすと時速2万8800ｋｍ）というものすごい速さで動いています。

　さて、今回、その国際宇宙ステーションが、肉眼で見えるかもしれません。

　７月１６日（金）の夜７時４６分ごろ、家の外に出て南西の方向（えひめこどもの城の方向）の空を見るとよいでしょう。南西の空を見ていると明るい星のようなものが、だんだん自分の頭の上を登ってくるように見えます。飛行機のあかりににていますが、点滅はしません。また、飛行機よりもはるかに高い所を飛んでいるので、動きは飛行機よりもゆっくりしています。そして、午後７時５０分ジャストに、松山市のほぼ真上を通り過ぎます。その後、北東に動いていきますが、午後７時５３分ごろ、地平線付近にまで低くなり、見えなくなります。

　松山市の真上を通過するのは、１年に何回もありません。

　よい機会なので紹介しました。ただし、曇っていると見えません。

　観察する場合は、大人の人と一緒に安全な場所で行いましょう。夏休み前に、ちょっとした天体ショーを楽しんでみてください。