モザンビーク国際交流事業Part2~平和とアート編~
2025年11月21日 16時11分モザンビーク国際交流事業、第2弾は6年生、総合的な学習の時間での「平和とアート」編。モザンビークのアーティストお二人と、四国グローバルネットワークの皆さんに来ていただき、創作活動に込められた思いや世界の今について考える時間になりました。
皆さんの自己紹介とご挨拶。なんだかとてもたくさん「ありがとう」を言われました。こちらがいっぱいありがとうなんだけれど。
交流が初めての6年生。まずモザンビークについて知りました。
首都はマプト、主食はシマ…想像が膨らみます。
そして、アーティストからのお話へ。まずは、回収した武器からアート作品を作り出す、創作家のケスターさん。30年もこの創作活動に取り組んでいること、平和への思いを込め続け、発信し続けていることに、子どもたちからは驚きと感嘆の声。
質問にも丁寧に答えてくれました。実際に武器アートの作品を持ってみると…
重っ!見た目に分からない重さは、人の命を奪う武器の重さと同じ。改めて作品の細部を見直し、武器の形状を確認していました。
続いて、人間の存在にフォーカスしたデザインや絵画の創作活動をしているネリーさん。
何100人もの人の顔を細かく描いた作品を見て、同じ顔はないことやどれだけ時間がかかったかなど、気付いたり質問したりした子どもたち。
ネリーさんの力ある話しぶりに、作品やその奥にある人への思いの強さを感じました。
最後にみんなで、ネリーさん風に一つの作品を作るべく、小さな画用紙に一人一人が絵をかきました。お題は…
大切な人の顔。好きな人の顔。…とにかく、自分にとって「大切な顔」です。それぞれが自分にとっての「大切」を思いながらかく様子、温かかったり面白かったり。ふだんはなかかやらないこと、こういう機会にできるってすてきです。
みんなで写真を撮った後、ハイタッチでお別れしました。みんなこの時が一番嬉しそうだった!話したり、関わったりしたかったんだなと、よく分かりました。またどこかでいつか、会えるといいですね。
平和への思いを強くもって、自ら動き、作品や活動を通してその思いを世界へ発信しているお二人と、四国グローバルネットワークの皆さん。世界のこと、平和のこと、本物に出会うことで考えることのできた、大きな学びの時間でした。ご来校いただいた皆さん、本当に貴重な時間をありがとうございました。6年生、これからも、考え続け、自ら動ける人に成長してください!